賃貸住宅のオーナーの【7割】は、管理会社を切り替えることを検討している

家主・オーナーの7割は管理会社を切り替えたい

成熟した市場といえる賃貸住宅管理市場――。

全国レベルで知名度を上げる大手から、地場エリアでシェアを誇る老舗の管理会社など、各々のエリアにおける勢力地図は、およそ塗り上がっているかのように見えます。

しかし、すべては移ろい行くのがこの世の習い。

株式会社ウチコミによる賃貸住宅の家主7803名を対象とした意識調査では、およそ家主、オーナーの14%が契約中の管理会社を切り替えることを「いま検討している」と答え、およそ57%は「近い将来検討したい」と回答しています。

賃貸管理会社が管理戸数と入居率を伸ばす資料

「今後よい管理会社があれば、替えることを検討しますか?」 出所:㈱ウチコミ 2018年調査

実に、およそ7割のオーナーは、現在契約中の管理会社を切り替えることを積極的に考えているのです。

このことから考察するに、賃貸住宅管理市場において二つのことが言えるのではないでしょうか。

一つは、大手やシェアを持っている賃貸管理会社、地場の老舗の管理会社でも、現状に油断してはいられないということ、

もう一つは、立場変われば、になりますが、

少数精鋭、小規模、新興で賃貸管理を行う会社には、現状を打破するチャンスが十分にある

ということになります。

ところで、何故、オーナーは管理会社を切り替えることを検討するのでしょうか。

それは、とりもなおさず現在契約中の管理会社に対し、満足度が低いからといえます。

家主、オーナーの管理会社への満足度

前出の調査によれば、「とても満足」、「満足」と回答したオーナーは合わせて35.8%です。

対して、「やや不満」、「不満」も同じく35.8%。「どちらでもない」が28.4%です。

一見すると満足サイドも不満サイドも五分五分です。

しかし、現状に不満なオーナーは、積極的に管理会社を切り替えることを検討しているであろうし、

「どちらでもない」という回答は、いわば、

他にもっと良い賃貸管理会社があれば、その管理会社へ切り替えることを検討する

ということを示唆しているのではないでしょうか。

あるいは、

切り替えることの「デメリット」を想定すると、決して満足とは感じてはいなくても、切り替えるよりは「マシ」

という判断が働いているのではないでしょうか。

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